この先何があるかわからないし、貯金を増やしたい
今度こそ赤字家計を脱却したい!!
節約といっても、何から手を付ければいいんだろう?
節約や貯金をしたいけれど、なかなか続かないというも多いのではないでしょうか?
今回はそんな方へ向けて、私が実際に実行して、年間10万円以上節約できた方法をシェアします。
効果が絶大だったことだけでなく、やってみたけれど続かなかったことも紹介するので、無駄な時間や労力もカットして、スムーズに貯金できる体質になっていきましょう!
目次
「節約できない状況」から脱却する方法
貯金できない理由を把握する
まず、貯金できなかったときの私の傾向は、こんな感じでした。
・お財布にあればあるだけ使ってしまう
・毎月の収支を把握していない
・「どうせ使うものだし」と、セールにつられて買ってしまう
・とにかく無計画(笑)
大きな買い物をすることが少ないので油断していましたが、これで貯金ができるわけがないですよね。
そこで、巷にあふれる節約術、貯金方法を解説した本や動画で情報を集めて、少しずつ実行していきました。
その中でわかってきたのは、貯金するためにはまず、
「毎月の収支」と「自分にはいくら必要か」を把握する必要がある
ということでした。
「貯金が無いからとりあえず100万円ためたい!」という目標だと、「いつまでに」「どうやって」という具体的な行動が決められません。
ミオ
そこでまず、お金がいくらあれば生活できるのかと、現在いくら使っているのかを把握することから始めます。
そして支出を減らせる項目を見つけてそこを削り、「その分のお金を貯金する」ことがしやすくなります。
ということで、貯金を増やすためにまずやったことは、「収支を把握するために家計簿をつける」「しかも楽に続く方法で」ということです。
アプリを使って楽に家計簿をつける
最初は、よくブログなどで紹介されている家計管理方法を試してみました。
「毎日手帳にその日の収支を記入をする」とか、「封筒でお金を管理する」といったものです。
ですが、正直このやり方は時間がかかるし、数日記入を忘れると面倒になり、続きませんでした。
一ヶ月は続けないと意味がないので、家計簿アプリを導入しました。
ミオ
最初に金融機関やカードの登録が必要ですが、あとからでも、「このカードも入れよう」といった感じで登録していけばいいと思います。
おすすめの家計簿アプリはマネーフォワードMEです。
こちらは操作もしやすいですし、無料版でも十分使えます。
私は銀行・証券口座、カード、全て登録したいので、月額500円程度の有料プランにしています。
キャッシュレス決済の場合は自動で入力され、現金を使ったときは、レシートの写真を撮って入力できるようになっています。
時々レシートをうまく読み取らないことがあるので、手入力がゼロではありません。
そこは改善されていくと良いなと思います。
とはいえアプリで毎月の収支を見ていくと、今まで一緒になっていた毎月の「固定費」と「変動費」が別になり、家計の内訳がはっきりと認識できます。
「固定費」は、家賃、保険料、通信費など毎月必ずかかるもの。
「変動費」は、食費、水道光熱費、医療費など、その時によって費用が変わるものです。
ミオ
ですが、家計の負担を大きく下げられるのは「固定費」の部分なので、まずは固定費を下げられないか考えてみます。
固定費の具体的な削減方法
一番インパクトが大きいのは家賃
固定費の中でも一番大きいのは家賃ですよね。
私は家賃7万円円の都内のアパートから、家賃5万5千円の郊外のアパートに引っ越すことで、毎月1万5千円を節約できました。
郊外といっても、以前住んでいた都内の住所からも、現在の場所からも都心まで電車で20分くらいなので、利便性は変わりません。
更新料も含めると年間20万円近く固定費が下がったので、やはり家賃のインパクトは大きいです!
ミオ
通信費の見直しは、すぐに確実に節約できる
最近、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアが格安プランを次々と発表し、話題になっていますね。
格安SIMの会社でもそれに対抗したサービスを開始したりと、今まで「通話品質などが気になって変えるのは怖い」「めんどくさそう」と言っていた方も、いよいよ変更を検討されているのではないでしょうか。
私自身は、ソフトバンク→auとキャリアを経て、LINEモバイル→X-mobile→楽天モバイルと乗り換えてきました。
乗り換えで実際にどのくらい安くできたか
ソフトバンク、au 月額 約7,000円
↓
LINEモバイル 月額 約3,000円
↓
X-mobile 月額 約5,000円
↓
楽天モバイル 月額0円(2年目以降月額2,980円)
X-mobileは友人の勧めで契約しましたが、私の使い方だとLINEモバイルより高くなってしまい、半年ほどで楽天モバイルに乗り換えました。
現在は楽天モバイルで一年間無料で使っています。
2年目以降有料になっても、キャリアのときから比べると毎月4,020円、年間で48,240円の節約です。
ミオ
現在【Rakuten UN-LIMIT Ⅵプラン】なら、
1GBまで無料、それ以上使っても2,980円/月(税込3,278円)、プラン料金3ヶ月無料
となっていますし、楽天ポイントも貯まるのでまだまだお得に使えますね。
さらにインターネット回線も見直し、家賃が払える金額に!
先日「楽天ひかり」に申し込んだため、現在は光回線も1年無料(2年目以降は月額3,800円)になりました。
これまで使っていたソフトバンク光は月額約6,900円だったので、年間82,800円かかっていました。
楽天ひかりに変更すると、2年目以降の月額3,800円(楽天モバイルを契約している場合)になっても年間で45,600円となり、37,200円の節約です。
通信費だけで、年間85,440円を節約できました!
ミオ
乗り換えのタイミングは、「解約金がかからない契約更新月がベストなのでは?」と思われるかもしれませんが、楽天モバイルに関しては一年無料の期間中に申し込むために、解約金を払ってもすぐに乗り換えました。
ハードルが高い?でも効果絶大な光熱費の見直し
電気・ガスなどの光熱費も見直しをすることで、年間で1〜3万円くらいは節約が可能です。
電気代の見直しで1万円以上節約できた
私の場合、東京電力を使用していたときの毎月の平均請求額は4,200円程度でしたが、ENEOSでんきに変更したところ、毎月平均3,020円になりました。
毎月1,180円の節約、年間で14,160円安くなりました。
電気の使用量やアンペア数は変えないまま、1万円を超える節約ができました!
もし電力会社を比較検討するなら、比較サイトで見積もりをとってみるのをおすすめします。
そして提案された電力会社のプランの中でも、
・自分に必要なアンペア数が一般より低い場合はアンペア数を下げる
・電気を使用する時間帯によって安くなるプランがないか確認する
など、より使用料が安くなる場合もあるので、チェックしてみましょう!
ガス会社の乗り換えができるかは住宅の条件による
ガス代の見直しは、人によっては難しいかもしれません。
一番最初に見直しをおすすめしたいのは、持ち家でプロパンガスを使っているという人。
プロパンガスの料金はガス会社によって変わるので、下記のどちらかに当てはまれば、ガス代が安くなる可能性は高いです。
・見積もりサイトで、今より安いプロパンガスの会社があれば乗り換える
・もし都市ガスが使用できる状態なら、都市ガスに乗り換える
プロパンガスの料金比較なら、まずは100,000世帯のガス会社変更実績のある「ガス屋の窓口」でどのくらい安くなるか、比較してみましょう。
ただし、周辺の地域全体がプロパンガスを使っている場合、都市ガスのガス管が来ていない場合があるので、その場合は乗り換えが難しくなります。
また、賃貸物件の場合は大家さんがガス会社の選定をするのが一般的なため、個人で変えるのは厳しいのが現状です。
その場合は、現在のガス会社のままで、電気も一緒に契約できるプランがあれば、そのプランで契約した場合と現在の電気会社の料金で比較してみてください。
ミオ
本当に必要な保険に絞る
特に家族にお金を残す必要がないのに、若いときに営業されて入った保険に入りっぱなしという方は、保険の見直しをしてみてください。
「医療保険は必要だよ」「女性特有の病気はこれ、ガンにはこれ、用途に合わせて入っている」という方は、気づけば何個も似たような保険に入ってしまっている場合も。
保険は個人の価値観によるところが大きく、一概に解約をすすめることはできませんが、見直してみるのも良いと思います。
私個人は、国民健康保険と都道府県民共済で十分だと思っているので、その他の保険は解約しました。
そして、保険の中でも一番見直しをしてよかったと思っているのが、火災保険の見直しです。
今の部屋に引っ越す際、火災保険の契約も賃貸契約と同時に行いました。
最初の契約が、2年契約で年間1万円、トータルで2万円かかっていました。
調べたところ、補償内容はオンラインで申し込める、もっと安い火災保険とほぼ変わりませんでした。
そこで、2年の契約更新のお知らせが来たタイミングで解約し、同時に自分で探した火災保険に変更したところ、1年契約で年間5,000円のものに変更できました。
私が変更した火災保険はこちら。
年間5,000円の節約では少ないと思われるかもしれませんが、定額でかかる金額を削るというのは、一度やってしまえば何年も節約効果が続くものなので、重要です。
ミオ
固定費の契約を見直すことで大きな支出を削れたら、かなり景色が変わってくるのではないでしょうか。
簡単に大きく節約できる固定費の見直しができたら、つぎは日常でできることも取り入れて行きましょう!